環境対策・地域共生策

基本的な考え方

成田空港は内陸空港であることから、環境対策は非常に重要なことと考えており、当社では、これまでも、移転補償や防音工事、自治体への周辺対策交付金を活用した各種対策など、皆様の生活環境が守られるよう心掛けてまいりました。

成田空港としましては、今後もこのような対策を実施していくととともに、航空機材の小型化や低騒音化の進展に努めて参りたいと考えております。

一方で、成田空港の更なる機能強化に伴い、騒音の影響範囲が広がることが想定されるから、当社としては、50万回時の騒音コンターに基づき、範囲を拡大して各種対策を実施するとともに、未解決の課題として従来から強い改善要望を頂いている各項目、新たな深夜早朝対策、地域振興策について、それぞれ以下のような方向性で今後検討、調整を行ってまいりたいと考えております。

※現行の環境対策・地域共生策はこちら

深夜・早朝対策

夜間飛行制限が緩和されれば、これまで以上の深夜早朝に航空機が運航されることとなり、より一層のご負担をおかけしてしまうことになります。そのため、地域の皆様の安眠を確保するという観点から、その実施と併せ、騒特法上の航空機騒音障害防止地区内の家屋については、寝室の防音効果をより一層高める工事を実施することができないか、関係機関とともに協議して参ります。具体的には、既存の防音工事と併せることで35~40dB程度の防音効果が見込まれる内窓を寝室に設置することについて、協議して参ります。

防音効果

通常の防音工事に加え、寝室に内窓を設置することで、例えば80dBの航空機が運航した場合でも、内窓の防音効果により、寝室内が例えばおおよそ45dBになったとすれば、図書館ないし静かな事務所並みの静穏が保たれると考えます。

工事内容

現状使用しているアルミサッシを残したまま、その内側に単板ガラス(5mm)を使用した樹脂製サッシを追加施工するもので、現状の窓枠を利用し、内側にフレームを取り付け施工することから、大がかりな工事が不要です。

これにより、外窓と内窓との間の中間空気層により、防音効果を高めます。※原則、壁や窓を壊す必要はありません。

内窓の設置イメージ